行ってみて解ったロンドン "2015夏ロンドンへ"

老人と子供を連れての旅行なので、治安・食事などで家内はかなり気をもんでいました。（ロンドン行きを決めたのも彼女ですが）バスはちょっと危ないとか。スリが多いとか。駅からホテルが危ないとか。　実際に行ってみての感想です。　その後の情報も10月になって加えました。

a)治安はかなり良い。　老人・子供・女性を連れて歩き危ないと思ったことは一度もありませんでした。積極的に近づかない限り、普通に観光地を回っていれば危ない目に合うことは無いと思います。東京でも、人混みでは程度気を付けることを考えると一緒でしょう。　スリについては、かなり気を付けていましたがこれもありませんでした。
b)車を自分で運転するのは結構大変そう。　レンタカーの利用も考えましたが、あまりメリットもないのでやめました。しかし、地元の方に聞くとcctv？カメラを利用した取り締まりがかなり厳しく、駐停車や一方通行などに入ってしまうとあとからお知らせがきて支払いを求められるそうです。それをかいくぐっても、現地の人たちの通報(衆人監視）というのもあり注意が必要で、さらに、横断歩道の形態で絶対に人が優先などもあるらしい。道路は整備されており、ナビもあれば運転自体は問題なさそうですが、ルールとマナーをまもって。。という点になると無事に帰れそうにありません。　一方で、親戚にコッツウォルズを車で回った人も居るようです。　じっくり研究すれば何とかなるのかな。
c)食事は悪くない。　味付けが薄かったり、濃かったり。いろいろありましたが、パン以外の食事は悪くないと思いました。感覚的には日本で言えば1000円（12ポンド）。（購買力は1ポンド＝100円）。ほどの食事です。期待もしてないので大丈夫。和食も持ち込みましたが、とくべつ欲しいとは思いませんでした。　この件、最近出張した方のFBを見ると、ロンドンの中華街はいいお店が多数あるようです。　中華はすっかり抜け落ちていました。調べてみると、複数でシェアするとそう高くないとか。日本の中華と同じ感覚か？　日本のお店とも比べられるし意外といいかも。
d)美味しいものはない。　美味しいものは特別ありませんでした。　フロリダならオレンジジュースは最高でしたが、そういうものがなかったということです。フランスだと野菜が美味しかったような記憶があるのですが。。。
e)無料wifiが普及している一方、3Gさえ不安有り。　別項目で書きましたが、大英博物館・ナショナルギャラリー・空港　スーパーなどでフリーwifiが使えるのは良い点です。　一方で、セルラーの方はどこでもつながるのは2Gというお粗末さ。つながったら切断して3Gを探すという状況です。できれば4Gを借りてゆき、少しでも選択肢をふやすのがよいかな。　SIMフリーのiPhoneがあるなら現地でsimを買うのがベスト。　あと、お店などで困ったら、freewifiを探す、あるいは聞いてみると提供してくれる可能性あり。（一度　喫茶店で提供してもらいました。）ヒースローで借りれるwifiがいいのかな？
f)バスも便利　初めてロンドンバスを使いました。　oysterカードを日本で購入し、持ち込みました。　日本の感覚で乗れます。　地下鉄もｏｋ。ただし、カードのタッチによる支払いがうまく反応してない場合ペナルティをとられるます。　5日間で70ポンド/人ほども使いました。ペナルティもとられているのでちょっと高いです。　構造上、バスではペナルティはとられないと思います。　地下鉄には数回しか乗ってませんがペナルティをとられていると思います。ペナルティの金額などがよくわからないのですが、地下鉄はチケットを買ってもよかったかも。空いてる入口／出口で確実にタッチが基本かな。応用編で、出口に改札ゲートが無いものがあるのが難しい。得した気分でいたら大間違いでした。　ロンドンバス2階からの景色は結構よかったし、機材も新しかったのは◎。でもエアコンが無いのは✕。ロンドンバスの上に、エアコンのユニットを載せるのは難しいとは思うけど、是非ほしいな。
g)ロンドンの天気は山の天気　日本だと、比較できるのは山の天気くらいしか思いつきません。2日は約30度。残りはおおむね最高気温20度。黒雲が迫ってきて、　いきなり雨が降り、そのあと晴天に代わります。土砂降りもあり。　晴れると暑く、雨だと肌寒い。　傘を差さないという話は本当だけど、折り畳み傘は多くの人が持っていました。　長傘を持ち込もうかとも思いましたが、一度も持っている人を見なかったので持ち込まなくて正解。　一枚ヤッケのようなものがあるといいかな。それにしても、イギリス紳士は傘とシルクハットをもっていると子供のころに何かで見ましたが、今回は紳士を見なかったということかな。
洋服はTシャツ・ポロシャツの上から一枚羽織る感じがベスト。　直前にヨーカドーのバーゲンで購入したジャンパー？が大活躍でした。Tシャツ一枚で大丈夫なときは、傘必携ですね。ぬれねずみになります。
h)紅茶はやっぱり安い　ブランドもの紅茶はやっぱり安いです。おおむね日本の1/3くらいかな。特に紙箱入りが選択できるのがうれしい。　お土産としてお勧めです。heathllow空港のハロッズで買った紙箱のダージリンや街中のwaitroseのオリジナル紅茶などどれも1000円/125gくらいから。　
i)日本人はお土産を買わない？かも　子供の勉強も兼ねて、VATでの払い戻し手続きをしました。アジア向けの飛行機が出る時間帯でしたが、日本人は居ませんでした。中国・タイあたりの若者ばかり。　これは意外だったかな。それにしても、買ったものに対して帰ってくる税金は僅か。時間の無駄だった。
j)イギリス人？は太っていない。　これは発見でした。20年前に比べて、人種の多様化が進んでいることと、太った人がいない（米国に比べて少ない）ことが意外でした。
j)電車の中で新聞を読んでる人がいる。　地下鉄では、どの会社もネットが使えるというわけではなさそうです。　新聞を地下鉄で読んでいる光景は2，3年ぶりに見ました。　また、満席なのに携帯をやっている人がいない光景も久しぶりに見ました。
k)ナショナルギャラリー（NationalGarally)は一部閉館がある。　たぶん、夏休みで人手が少ないのでしょう。「岩窟の聖母」は扉の向こうに見え、現代画コーナーはすべて閉館でした。　サイトを見ても当日どこが見られないのかわからないのは残念。気をつけようがないけどそのつもりで出かけてください。　絶対を期待するなら複数日程で出かける必要があります。
l)観光客が多い　本当に観光客が多いです。パリの方が暑そうなのでこちらの方が多いのかな。トラファルガー広場や、ピカデリーサーカスはごった返しているという感じ。写真を撮るのも忘れてしまいました。
m)Videoを持っている人は居ない。iPhoneは3割？　最近の日本の観光地事情も分からないのですが、videoをもっている人は一度も見かけませんでした。カメラは意外といます。　ケータイは、iPhoneが3割居ないかな。という程度。　あと、アジア人ののセルフィ棒がすごく邪魔でした。私も出かける前は欲しかったのですが、人混みではよくないですね。
n)カード持つならVISA？　　JCBが使えないところが多かったです。ここは要注意。昔よりも使えないところが多い印象。　日本の国力が落ちて、一方で新しいお店が出来ているということなのでしょう。　JCBだと手数料が高いという書き込みも見つつ、JCB押しでいってみましたが駄目でした。　Masterかvisaが安心。　帰国後ららぽーとに入っている店舗でもJCBが使えないところを見つけてびっくり。　JCB大丈夫か？
o)トイレは有料　でもキレイ。　両替機があったのであまり不自由しませんでした。ただ、現金はこのことも考慮し、10ポンドと5ポンド紙幣だけに両替して持ち込みました。おおむね　50ポンド/人を10ポンド紙幣2枚、5ポンド紙幣6枚で持ち込みました。　だいたい5ポンド紙幣からの両替機能は持っていたので、これは良かったかな。　両替は大黒屋を使いました。良心的だったと思います。
p)ロンドンには高級車がいっぱい　　これは、東京以上でした。いわゆるフェラーリ・ランボルギーニ・マセラッティ・アストンマーチンというあたりが数多く走っていました。さすが金持ちの国です。　ちょっと驚いた。何しろ道路がひどく、段差などがあり、スポーツカーに合わない道路だから。　RANGEROVERも多数。実用的にもいいのでしょうね。
q)6人以上乗れるタクシーもそこそこ走っている。　タクシーの看板を上げて、ライセンス番号を付けているのがタクシーとすると、6人以上、8人くらい乗れるように見えるタクシーはそこそこ走っている。印象では１０～２０台に一台くらい。思っていたよりも多い。　結局使わなかったけど、ロンドン市内のメインの道路なら簡単に拾えると思う。もっとも私は使ってないので。。。（空港の往復はミニcabをお願いしました。）
r)貸自転車は若者向き。　オリンピックに合わせて整備されたという貸自転車があります。大変便利ですが、道路を走る必要があります。　このため、中心街では危険に見えました。　ホテルとスーパーの間くらいに考えておいた方がよいように思います。　少なくとも日本で普段載っていない人は避けた方がよいと思いますがどうでしょ？　現在、自転車レーンを整備中ということなので、２，３年内に状況は大きくかわるかもしれません。