SSブログ

腸腰筋膿瘍になった:病院サービスと入院生活・うれしいお見舞い [ヘルス]

病院をサービスと考えるのは若干の抵抗があるが、整形外科には元気な患者さんが多く居て、基本的には良くなって退院してゆく。 病院を転々として他の病院のサービスを語ってくれる人もいた。というわけで、私が居た病院について書いておきます。地域の中核病院(市に2つあるようでした。その一つです)
1)洗髪・床屋サービスがある。
  洗髪は、ベッドで寝ながらも洗髪してもらえる。これはとてもありがたかった。シャンプーリンスは持ち込み。週2日。メリットならかゆくなることも無い。
  床屋サービスもあった。 入院した時期は夜暑いくらいだったので10月末にきってもらった。

 驚いたのは、洗髪も看護師さんの仕事だということ。 確かに体に無理がある人の洗髪なので仕方ないが、看護婦さんの負担の大きさに驚く。

2)シャワー・風呂にも入れる。
 基本は、自分で入るのだが、人によっては看護婦さんの手助けもある。 補足すると、入院中は驚くほど垢が溜まる。推察すると、普段なら、皮膚が衣類などとこすれることで取れるはずの物が、動かないので溜まるのではなかろうか?というのも、足の裏の皮が経験したほどが無いほどに厚くなった。 これも歩かないのでどんどん溜まったと思われる。
 シャワーに入れない人は、体を拭くタオルが配布される。
 私がいた病院は、シャワー・タオルともに2回/週であった。

3)食事は冷たいものは冷たく暖かいものは暖かく
 正直なところ、食事は豊かではなかった。計算すると1日あたり700円程度になるのであたりまえ。家族からの差し入れでしのいだ。 それよりも、Pnasonicの食事カートがすばらしく、ひとつのトレイの上に暖かいものと冷たい食事とを提供できる。 これにはおどろいた。
 配膳も看護婦さんの仕事。

4)新聞も配達してくれるし、物も買ってきてくれる。
 予約をすれば、朝刊の配達もしてくれるそうだ。 動けなくても、お金を渡してお願いすれば、売店で売っているものは買ってきてくれる。 そういう人が配置されていた。(看護師ではない)

5)冷蔵庫が使える
 共用の冷蔵庫があり、自由に使える。 ちょっと小さかったかな。
 ここに、差し入れのリンゴや柿を入れておいて、食べたこともある。

6)クリーニングサービスも提供
 クリーニングサービスも提供されている。 パンツで100円未満らしい。(使ってないので価格は不明)
 パジャマはレンタルされる(100円/日未満)ので十分良心的。

 これらのサービスにより、身寄りが無くても安心して入院できるようになっている。 お金は必要だが、お金も含めあらゆる不安の相談に乗ってくれるカウンセラも居た。 これは、とても心強いだろう。
40年以上前に入院したのとはまったく違う、新しい環境がここにはあったのだが、それだけに医療にかかるコストは際限が無いことを改めて感じた。
 一方で、医師・看護師の仕事は非常にハードで尊敬できる仕事だと改めて感じ、それなりの処遇はすべき業務だというのも正直な感想だ。 それにしても、夜は手薄。 土日夜勤はさらに手薄。 土日夜勤の看護婦さんはきっと仮眠をとる時間もないだろう。中堅の看護婦さん・医師は、夜勤が終わってもお昼くらいまでいることは珍しくなかった。

 自分で整える部分の生活のまとめ。
1)ふりかけはいまひとつ佃煮はウエルカム
  病院食は、ご飯の量が少し多めであった。 というわけでふりかけなどを使ったのだが、毎日使っているとふりかけは飽きが来る。 梅干・佃煮・ゆかり(紫蘇ふりかけ) といったあたりが無難。 特に梅干は最近の蜂蜜入りのものから伝統的なものまでおいしかった。

2)果物はジュースでなく生で
  りんごと柿は良く食べた。 手術直後はジュースがほしかったが、徐々に生の果物が良くなった。 季節柄りんご・柿。時々みかん。というところを中心に間食として食べていた。

3)コーヒー紅茶は飲まなかった
 特にsaveしていたわけではないが、欲しくなかった。 病院で出るのは ほうじ茶。 自分で買うのもなんとなく麦茶になっていた。 現在も、以前よりは少な目になっている。

4)特においしかった差し入れ
  焼き魚 特に鮭はおいしかった。 3枚くらい差し入れてもらい2日間くらいで食べていた。
  鳥レバーの煮たもの。 これも少量を2日くらいで食べた。(オリジン弁当の惣菜だった時もあったらしい)
  上記の2つは何度も差し入れてもらった。鯖の焼いたものやおからなどもgood。
  7to11のおでんも2度ほど。 1度目はおいしかった。

5)特にうれしかった差し入れ・お見舞い
  高熱が出ていた間の雑誌。(最新刊は買えるのだけれども、そうでないものは購入できないので)
  8インチほどのdvdモニタ付プレイヤ。 今なら郵便で新しいDVDが届くのでなお便利なのではなかろうか?
 ※今なら、タブレット でどちらもできちゃうのかな。
 今ならDSも嬉しいかな。

この病気は、対処できれば入院後は(一進一退ではなく)時間はかかるもののよくなってゆく病気のようです。手術も、内臓に手を付けるわけではないため、熱がさがれば何でも食べられます。 このため、食べ物のことばかりになってしまいました。

その1へ http://rtanpopo.blog.so-net.ne.jp/2009-11-30


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(2) 

nice! 0

コメント 2

山葵

はじめまして。検索してここのサイトに辿り着きました。只今、母が同じ状態です。やはり手術は早い方がいいのですね。とても役に立ちました。メモらせていただきます。
ありがとうございました。
by 山葵 (2014-05-11 01:24) 

ゆりひめ

山葵様
 お返事遅くなりました。もうお母様も回復されていることでしょう。

ほかの方の参考にもなればと思いメモしておきます。
 手術が早いほうがよいかどうかは、医師に従えばよいと思います。 私の場合は、入院を受け入れた病院でCRP値が振り切れて、抗生物質治療の効果が判らないために、土曜日の手術になったのだと思います。 菌が結核菌の場合もあり、その場合は隔離も必要になるといったことも考えながら判断されているようです。 
by ゆりひめ (2014-10-02 23:03) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2