SSブログ

Jリーグがコンテンツホルダーに。。 [通信・放送]

すっかりこの手の情報からは遠ざかっていたが、Jリーグの放映権を2017年から10年間パフォームグループが手に入れたそうな。
あんまり整理した記事が無いので誤読覚悟で整理すると。。。。

 パフォームグループは、ストリーミングでJ1~3の放送をする権利を持つ。
 その放映権は2100億円+レベニューシェアで、Jリーグが手に入れる放映権料としては過去とは比較にならないほど大きい。
 映像制作費はこれまではJSAT。今後はJリーグが負担。Jリーグがパフォームグループの技術を使い映像制作する。
 映像制作をJリーグが行う結果、地方地上局への販売が増えるかもしれない。(つまり権利関係上売りやすいということか)
 JリーグはNTTと提携してスタジアムにWiFiなどを展開する。(スマートスタジアムというらしい)

以上からさらに推測すると。。。
 Jリーグは2100億円もらうが、映像制作のノウハウ費用をパフォームグループに支払うに違いない。
 つまり、入りと出があり、収支が過去に比較して大きいかどうかは不明。 しかし、そのなかで映像制作を行い権利を確保することで、Jリーグの考えで露出や映像提供ができるようになる。 つまりJリーグとしての会社の商品を低リスクで増やせる。
 記事から読み取るとこれまでは、JSATが映像を制作してそれを他のTV局が買っていたように見える。 確かにこれではスカパーを持つスカパーJSATの利益が最大化するようにしか映像は流れない。
 JリーグはスタジアムのIT化のスポンサーとしてNTTを手に入れた。NTTとパフォームグループがなぜ一緒に提案したかは2社の関係は不明だが。田舎のスタジアムのIT化やインターネット接続を考えると、他社では無理だったことは想像できる。 NTTにとってもオリンピックに向けた大群衆向けのwifi提供は実験設備が欲しかったに違いないので定期的に行われるJリーグは最適だったに違いない。
 
感想
 コンテンツを持つ会社が制作をするという当たり前の形になった。これまでは、わかっていても放送を行いながらノウハウを得る方法がなったのだろう。 制作物こそがコンテンツ(商品)なので、Jリーグは今後大いに潤いそう。ただし、パフォームグループへの支払いはいかほどなんだろうか?
 スタジアムはかなり田舎のものも多く光ファイバも引きづらいのかな。 CATV会社などとうまくやればよかったのにともおもうが、一括で放送に耐えられる品質で。。となるとNTT東西の出番なのだろう。 これからは、wifi付きのスタジアムが当たり前になるのかもしれない。 ここは期待できそう。
 Jリーグのこういった動きを見ていると、やはり野球はしっかりしている。ただ、それだけに動きが遅いのも残念。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0