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腸腰筋膿瘍になった:その1 手術まで。 [ヘルス]

症状・診断・費用についてまとめました。
http://rtanpopo.blog.so-net.ne.jp/2014-10-23
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本日2009年11月30日 激痛を伴う10月10日の発症から、ほぼ50日。1週間ほどもかかった診断・入院・手術を経て約40日の入院から本日退院してきました。 まだ足も引きずっており、しばらくは自宅療養です。 この病気は、手遅れになることもあるらしいので、お役に立てばと考えて記録しておきます。
 昨今は 子供を育てていてもあまり「膿(うみ)」を見ることが無いですが、私の子供のころは擦過傷や、巻き爪で黄色い膿ならよく見かけていましたから、ある程度年配の方はイメージはわきやすいと思います。あの膿が大量にたまって、バイ菌が体がバイ菌を排除する力に勝ってしまったということのようです。 ただ、おなかにたまっているというのは、素人には想像できないですね。
では、私の場合を振り返ってみます。

10月10日(金)の早朝3時ごろだろうか。トイレに向かおうとして、腰を激痛が走った。

9日の夜は幕張で痛飲。まだお酒が残っていたっと思う。
症状は、腰が伸びず、歩けない。3メートル歩くのも壁伝いで10分くらいかかる始末。 これが50日に及ぶ闘病生活の始まりでした。

10月10日(土) 近所のクリニックKへ。 レントゲンをとる。 発熱7度を少し超える程度。
       坐骨神経痛と診断。 シップとコルセットをもらって帰る。歩く速度は分速10mくらいだったか。。
10月12日(月)体育の日で休み。
10月13日(火) 治らないので会社休み。別の病院BでMRI撮影。 発熱7度4分と伝えたが無視。坐骨神経痛と診断。
10月15日(木) 相変わらず治らないので、家内に引きずられるように午前の受付終了に間に合うように13日の病院Bを再訪。あまりに痛いので正直なところ寝ていたかった。 先生は日替わりなので別の医師。発熱を重視。再度MRI。血液検査実施。 待ってる間も、空いている処置室で横になっていた。ほとんど寝ていた。(気絶していたというのが正しいかも。痛みに疲れて寝るといった感じ。)CRP値44! 入院手続きを進めたが、CRP値から手術の可能性があり、手術対応の可能な地域医療センターCへ救急車にて転送。 午前に出かけたのに、救急車が到着した時は真っ暗だった。 Cのお医者さんによると、Bの先生の判断はかなり的確だったと感心しきり。となりで私はうなっている。。 この病院ではCRPは25までしか計れないとのこと。(ネットでも20程度までの記述しかない) 全身管理をしながら、まずは抗生剤投与の方針で行く。
※救急車が着いたところは、扉一枚を隔ててベッドが3台以上並んでいる手術室(処置室?)でした。便利にできているなぁと思った記憶があります。 昔の家で言えば土間みたいな作りですね。
10月16日(金) 変化無し? 4人部屋に入院していたらしい。(記憶無し)
10月17日(土) 変化無し。 このため緊急手術。(土曜日なので緊急?予定外だから緊急?体が危ないから緊急?の別は不明。) 抗生剤の効果が見られなかったのが最大の要因。 このころ、鼠径部では脈が取れなかったらしい。 それにしても、発症からすでに1週間。よく我慢していたと 感心する。 それでも15日に入院といわれたときには、実感がわかず、病院Cで前に来た人は3ヶ月かかったといわれたときにはそれでも自分は1週間で退院できると思っていたし、手術が決まったあとも盲腸よりも少し厳しいめに考えて2,3週間で退院できると思っていた。

※症状について補足しておきます。 ものすごく痛いです。体の芯から痛く黙って座っていることもできず、脂汗が出るとはこういう痛みか。とういうところ。横になるしか無い状態。早く眠って、起きたら治っていることを期待するような。あまりの痛みに気分まで悪くなるようなそんな痛みです。 熱は低いのですが、子供のころ38度から9度の熱を出して吐き気を催していた時の気分を思い出しました。 このため、16日ごろ4人部屋にいたのも朦朧としていてほとんど記憶がありません。 入院するまでの毎日、ずっと寝ていたわけですが、周りから見ると悪化しているのが分かったそうです。ただ、本人はあまりの痛みで悪化していることさえ判らないほどです。

 そんな気持ちの中、手術をすることになった。  麻酔医さんからは麻酔の説明。 「この全身麻酔はマイケルジャクソンの死亡のきっかけとなったものと同じで、注意深くやる必要があり・・・」 同意書にサインしないという選択肢があるわけもなく手術室であっという間に眠りに落ちた。
 テレビで手術室で音楽を流すシーンがありますが、本当に流してました。 環境音楽のようなものだったようです。 

その2へ http://rtanpopo.blog.so-net.ne.jp/2009-12-02



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